【R tips】formatC()を使って論文に必要な有効数字3桁を取得する
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Introduction
論文を書くときには1.23x104のように「有効数字3桁+オーダー」のように書くことがあります。これを浮動小数点表記(floating point expression) と呼ぶらしいです。10xの部分が極端に大きいか小さい場合には自動的に表記が浮動小数点表記になってくれますが、ある程度の数字はそのまま表示されます。
方法
formatC()
を使います。
> (test <- 5.4556*10^(-3:5))
[1] 5.4556e-03 5.4556e-02 5.4556e-01 5.4556e+00 5.4556e+01 5.4556e+02 5.4556e+03 5.4556e+04 5.4556e+05
> formatC(test, digits = 2, format = "e")
[1] "5.46e-03" "5.46e-02" "5.46e-01" "5.46e+00" "5.46e+01" "5.46e+02" "5.46e+03" "5.46e+04" "5.46e+05"
digits
は小数点以下の桁数を指定する引数です。
このページにformatC()
いろいろな例が載っているので、実行してみるとわかりやすいです。
formatC function | R Documentation
まとめ
有効数字3桁の浮動小数点表記で出力したい時は
formatC(x, digits = 2, format = "e")