無料のCMSツールを使った研究者のウェブサイト作成

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詳細を追記予定

HTMLやCSSがわからない人向け


CMSとは

世の中にはCMS (Contents Management Service)と呼ばれる、HTMLやCSSがわからない人でも簡単にウェブコンテンツを作成できるサービスがあります。

CMSの大半は無料で利用することができ、今すぐにでも始められます。

ほとんどがHTMLコードの追加やCSSの追加に対応していて、ちょっとしたカスタマイズも可能です。

無料なのでそのサービスの広告が出たり、データ容量に制限があったりしますが、数ページのウェブサイトを作るだけならほとんど困ることなく利用できます。


CMSのメリット・デメリット

無料のCMSを使うメリットとしては以下のようなものがあります。

  1. ウェブサイトを作るための専門的な知識を必要としない。(コーディングやウェブサーバーの設定など)
  2. テンプレートが豊富ですぐに整ったウェブサイトが公開できる。
  3. 編集画面で見ているものが完成の見た目に近いので簡単にコンテンツを並べることができる。
  4. xxx.servicename.comのように用意されたサブドメインを利用できる。
  5. 設定次第では検索の上位にすることができる。

デメリットとしては以下のことがあります。

  1. 広告が出るサービスが多い。(画面の一番上や一番下)
  2. デザインの自由度が低い。
  3. カスタマイズにはそれなりの知識が必要。
  4. 独自ドメインの利用が有料の場合が多い。
  5. バックアップが取れないことがある。
  6. 将来的にサービスが終了する可能性がある。

1.については気にしなければ問題ないですが、学会や大学によっては広告が出ることはダメな可能性もあるので注意が必要だと思います。
個人的なサイトや自身が開催する研究集会等ではさほど問題ではないと思います。

2.と3.については、研究の情報を載せるだけであれば、基本的にテンプレートを使えば整ったデザインのウェブサイトが作れるので、あまりデメリットにはなりません。
CMSの基本的な機能を使っていても少しバランスが悪くなることがあるので工夫が必要なことは多々あります。
具体的な作り方を通して、各サービスでのコツをお伝えできればと思います。

4.については、長くそのウェブサイトを利用するのであれば少し考える必要があります。
無料のCMSでは基本的にメリットで書いたように、xxx.servicename.comのように用意されたサブドメインを利用します。
作成したウェブサイトを宣伝するためにURL等をSNSやメール等で配信することがあれば、そのドメインが使われます。
長くウェブサイトを使う場合や、用意されたサブドメインを使うことで信用が下がる可能性がある場合には独自ドメインを使うことを考えるかもしれません。

研究者がウェブサイトで独自ドメインを使うことのメリットについて

5.については数ページの小さなウェブサイトや消えても問題のない情報を掲載するウェブサイトの場合では、あまり問題になりません。

6.については4.,5.と関連していて、サービスが終了した時のことは少し考えておく必要があります。

以上、CMSについてのメリット・デメリットを書きましたが、すぐに・簡単にウェブ上にまとまった情報を 公開できるという点ではとても便利なので、SNS感覚で利用していくことをお勧めします。


CMSを利用したウェブサイト制作の例

CMSを利用して研究集会の情報を公開するウェブサイトを作成した例を紹介します。

作成次第追加予定


もっと凝ったデザインにしたい・管理を簡単にしたい

「作りたいウェブサイトのデザインがCMSでは実現できない」、「アカウントの引継ぎなどができず管理が大変」という方は、プロのウェブサイト制作会社に依頼することをお勧めします。

当然ですが、プロによるウェブデザインは素人と比べ物にならないくらい見栄えがよく、情報が伝わりやすくします。

まずはCMSに触れて自分で作成してみると、ウェブサイト制作の簡単さと難しさの両方を知ることができると思います。

もっと凝りたいのだけれど時間がない!という方はプロへの依頼を検討してみてはいかがでしょうか。


株式会社かりえっと


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誠実な対応で思いのこもったデザインのウェブサイトを作成してくれます。
日本語・英語ページへの対応、ページ数の相談、更新できる範囲の設定など、様々な要望に応えてくれます。
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